睡眠時無呼吸症候群の症状は激しいいびきと昼間の強烈な睡魔

睡眠障害の代表的なものの1つに睡眠時無呼吸症候群があります。これは、眠っている間にたびたび呼吸が停止してしまい、またしばらくすると呼吸再開を繰り返す病気です。

 

睡眠時無呼吸症候群の人は連続的な睡眠が分断されるので眠りは当然浅くなりますし、熟睡できません。ですから、「朝起きたら疲れている」「良く寝たがずなのに眠気が取れない」という人は、睡眠時無呼吸症候群を疑ってみると良いでしょう。

 

睡眠時無呼吸症候群になると「昼間に猛烈な眠気に襲われる」「夜に深く眠れない」という症状が出るだけではなく、無呼吸時には血液中の酸素量が減って二酸化炭素が多くなるので、心臓などの循環器系にかなり負担がかか事になります。

 

このような生活が長年続くと最悪の場合は心疾患や高血圧、糖尿病などの合併症や動脈硬化などの病気を引き起こす可能性も出てきてしまうのです。

 

「たかがいびき」と侮ってはいけないのは、こういった理由からです。

 

睡眠時無呼吸症候群は下手すると命にもかかわってくる重大な症状ですから、これをそのまま見逃してはいけないのです。

 

睡眠時無呼吸症候群にはなかなか自覚症状がないので厄介なのですが、パートナーの旦那さんのいびきが凄くて困っているという方は、一度旦那さんの睡眠時無呼吸症候群をよく観察してみるようにして下さい。睡眠中に呼吸が止まるのが明確なサインです。

睡眠時無呼吸症候群の簡単な見分け方

ではここで、睡眠時無呼吸症候群を見分けるポイントをいくつか紹介しましょう。

 

  1. 日中我慢していられないほどの睡魔に襲われる
  2. 朝起きたときに疲れがとれていない
  3. いびきがうるさいと指摘される
  4. 夜中になんども起きてしまう
  5. 肥満体型、ビール腹
  6. 顎が小さい
  7. 風邪をひきやすい
  8. 舌が大きく長い

 

これらの特徴を持った方は、比較的睡眠時無呼吸症候群になりやすい傾向にありますから要注意です。

 

太り気味の人や舌が大きい人の場合は気道が狭くなっているため、のどの筋力が落ちて舌根が落ちる事があると、完全に気道がふさがってしまって無呼吸状態になってしまうのです。

 

睡眠時無呼吸症候群が肥満気味の人や、中高年のビール腹の男性に多いのは偶然ではなく、のどの周辺の脂肪によって気道が狭くなってしまっている事が原因なのです。

 

また、睡眠時無呼吸症候群の人のいびきには大きな特徴があるので、一緒に寝ている人には簡単に判定できます。

 

がーがーと大きな音のいびきをかいていたかと思ったら、急にそれが止まる瞬間があり、そしてまたしばらく経ってからがーがーといびきが再開されるのは、睡眠時無呼吸症候群の人のいびきの最大の特徴です。

 

急にいびきが止まる瞬間こそ、気道がふさがってしまって息ができていない瞬間なのです。

 

睡眠中であろうとも呼吸が止まれば苦しくなるのは当然で、無意識のうちに覚醒してしまいますから、全体的に眠りが浅くなり、朝まで熟睡できていない状態になるのです。

 

夜にしっかり睡眠できていないぶん、日中に猛烈な眠気に襲われるという理屈ですね。

 

睡眠時無呼吸症候群の治療方法は?

睡眠時無呼吸症候群が判明したら、まずはひとりで悩まずに医師に相談するという事も重要です。

 

パートナーがおらず、いつも1人で寝ている独身の方は自分自身が睡眠時無呼吸症候群なのかどうか断定できませんから、それをしっかりと診断して貰うという意味でも、少しでも疑いのある方は医師に相談すると良いでしょう。

 

睡眠時無呼吸症候群の治療方法には大きくわけて2種類あります。

 

ただ、まず大前提として程度の軽い睡眠時無呼吸症候群の人であれば、ダイエットをするだけでも首回りの脂肪がとれて睡眠時無呼吸症候群が解消されることもあります。

 

肥満になって体に良い事は何1つありませんから、睡眠時無呼吸症候群の治療という意味も込めて肥満体型の人はダイエットをする事をおすすめします。

 

ダイエットをしても改善されない場合、治療方法が2つあります。

 

まず1つ目は対処療法としてのCPAPです。シーパップと読みます。

 

よくお相撲さんなどがCPAPをつけてお昼寝稽古をしているシーンを見かけますが、やはり肥満体型のお相撲さんの中には睡眠時無呼吸症候群の人も多いようで、お昼寝稽古の時に睡眠の質を高めるために、CPAP装置をとりつけて、無呼吸状態にならないようにしています。

 

CPAPとは眠るときに鼻の部分にマスクをあてて人工呼吸器につなぎ、無呼吸状態に陥っても大丈夫なように常に酸素を送り続ける装置です。

 

こうすることで気道がふさがれることはなくなるのですが、CPAPの使用をやめると結局は睡眠時無呼吸症候群になるわけですし、月額のCPAP装置レンタル費用が5000円ほどかかる事も考えると、ほとんどの方が短期間でCPAPの使用をやめてしまうのが現状です。

 

もう1つの治療方法が根本治療としての枕の使用です。

 

睡眠時無呼吸症候群になる人のもう1つの特徴として、仰向け寝をしているという事が挙げられます。

 

仰向け寝になっているからこそ気道がふさがってしまうのですが、仮に横向きで寝ていれば気道がふさがる事もなく、無呼吸になる事もないのです。

 

そこで睡眠時無呼吸症候群の人達に利用されているのが横向き寝専用の枕です。これらの枕を利用する事で横向き値を習慣づけ、睡眠時無呼吸症候群を根本治療していくのです。

 

横向き寝専用枕は無呼吸の改善策としてはおすすめですし、高反発枕おすすめです。また、横向き寝になれていない人などは、合わせて抱き枕を使用すると横向き寝を習慣づける事ができるでしょう。

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